ロシア現代美術を紹介する「種の起源」展-広島現代美術館

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 広島市現代美術館(広島市南区比治山公園1、TEL 082-264-1198)で12月25日より、「種の起源:ロシアの現代美術-私たちは生き残ることができるのか」展が始まった。

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 同展のテーマである「種の起源」は、「環境の変化に適応できるものだけが生存競争に勝ち残る」というC.ダーウィンの進化論に想を得たもので、「私たち、そして芸術は、めまぐるしく変化する社会を生き抜くことができるのかを作品を通して問いかける」(同館)という。会期中、ロシア国内外で活躍する16人(14組)の作家の作品を展示し現代ロシアの美術を紹介する。

 関連企画として、「ロシアの食文化と芸術」をテーマにロシア近代史を専攻する岡山大学助教授の吉田浩さんを招いた講演会やソビエト映画「惑星ソラリス」上映会、学芸員によるギャラリー・トークなども行う。

 同展は、ロシアの現代美術を紹介する好機となるだけでなく、ロシアと日本の現代美術の「あり方」を再認識する機会になるという。(同館)

 料金は、一般=1,030円、大学生=770円ほか。開館時間は10時から17時 まで。2月25日まで。

広島市現代美術館

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