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広島出身・新進気鋭の靴デザイナーが個展-レディ・ガガさん着用の靴も

孔雀の羽を配した作品。レディ・ガガさんが着用した靴はアルバム「ARTPOP」に登場する

孔雀の羽を配した作品。レディ・ガガさんが着用した靴はアルバム「ARTPOP」に登場する

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 広島出身で新進気鋭の靴デザイナー串野真也さんの作品展が4月29日、広島三越(広島市中区胡町)で始まる。

2007年のグランプリ受賞作品

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 レディ・ガガさんも着用した靴デザインを手掛ける串野さん(31)は因島市出身。日本の皮革産業を担っていく人材の発掘や製造技術を広めることを目的にしたプロ・アマのデザイナーが対象のコンテスト「JLIA LEATHER GOODS DESIGN AWARD 2007」でグランプリを受賞したことをきっかけに、革を中心とした靴や鞄のオリジナルブランド「Masaya Kushino」をスタート。

 ファッションブランド「SOMARTA(ソマルタ)」「julius(ユリウス)」とのコラボレーションやパリでのパフォーマンスに参加するなど、若手デザイナーとして注目を集めている。広島での個展開催は今回が初。同展は、因島商工会議所からオファーを受けて実現した。

 会場にはレディ・ガガさん着用の靴や羊の角をかたどったヒール、孔雀の羽を配した作品など約20点を展示。作品のテーマは、自然に囲まれた因島で育った環境から、「生き物だけでももちろん美しいが、それをもっと超えたもの」。制作過程では、京都の仏師やテキスタイルデザイナーなど6~7人が共同で靴を作り上げる。20点近い作品を一堂に集めた個展は初という。

 開催時間は10時30分~19時30分(最終日は16時閉場)。入場無料。5月5日まで。会期中は串野さんが連日来場して作品解説を行う予定。

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