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広島・サンモールに「紙屋町ブルーベリー園」-市街地の屋上を活用

屋上を使った都市型のブルーベリー園。定期的にスタッフが枝切りをしながら成長を見守る

屋上を使った都市型のブルーベリー園。定期的にスタッフが枝切りをしながら成長を見守る

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 広島のファッションビル「サンモール」(広島市中区紙屋町2、TEL 082-245-6000)が現在、屋上を活用した「紙屋町ブルーベリー園」の開園準備を進めている。

「土作り」不要というシステムを導入

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 都市型のブルーベリー園は緑化と「みんなが集える場所」作りを目的に、創業40周年の記念行事として同社が企画した。従業員たちの駐車スペースとして利用してきた屋上の一部、約121坪を使い、東広島市の山桜ブルーベリー園から指導を受けながら、21品種140鉢のブルーベリーを水耕栽培で育てる。

 栽培には、「ブルーベリー溶液栽培バックカルチャーシステム」を導入。最適な環境を維持しながら、季節や生育に合わせた肥培管理を行うため、通常よりも短い2年ほどでの収穫を可能にするという。収穫時期の6月~7月には摘みたてを味わえる開園イベントも予定。紙屋町の土産として、ジャムなどの商品化も検討する。

 開園に合わせて、同園の認知や普及を目的にしたPR活動を行う広報大使「つみとり娘」を決定。第1期は広島ローカルアイドルの渕上里奈さんが務める。発売予定の「紙屋町ブルーベリー園」イメージソングの歌詞や衣装は公募から選ぶ。プロ・アマ問わず応募を呼びかける。

 募集期間は5月6日まで。紙屋町ブルーベリー園は6月29日の開園を予定。

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