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広島で日本酒の「はしご酒」イベント-居酒屋15店が参加

回遊イベント「地ぐ酒ぐ(じぐざぐ)当日に立てる、赤いのぼりとチケット代わりのリストバンド、告知ポスター。

回遊イベント「地ぐ酒ぐ(じぐざぐ)当日に立てる、赤いのぼりとチケット代わりのリストバンド、告知ポスター。

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 広島市内中心部で6月5日、日本酒を扱う15店舗の居酒屋を「はしご酒」する回遊イベント「地ぐ酒ぐ(じぐざぐ)」が開かれる。

イベント開催店舗の一つ

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 各店舗で異なる蔵の酒を半合500円の統一価格で販売する同イベントは、広島市内の飲食店が主催。日本酒を継続的に提供できる居酒屋15店舗がそれぞれ選んだ「亀齢」「瑞冠」「旭鳳」「賀茂金秀」「誠鏡」「雨後の月」など、15蔵の酒を杜氏や蔵元らが店で振舞う。

 当日は、チケット代わりの赤いオリジナルリストバンドと、各店で提供する酒やフードが載ったスタンプカードを持ち、自由に店舗を回る。全店に共通のおちょこを用意し、初回の1杯は無料。このほか、イベント用に準備したフードや2杯目以降の日本酒(以上500円)もキャッシュオンで提供する。店舗により対象となる蔵の日本酒の種類は異なるが、4種類~5種類を準備する。

 イベントは大阪や京都、松江で開催しており、広島では初。「参加している蔵元から、『広島でも開催しないのか』と声を掛けられた」と話すのは、居酒屋「あいさん家」(広島市中区小町)店主の相原真二さん。蔵元を訪ねたり、松江のイベントに参加するなどして、昨年から「居酒屋いぶしぎん」(三川町)、「山人(さんと)」(富士見町)らとイベントの企画を進めてきた。

 リストバンドは1,500個を用意し、各店に100個ずつ配布。「現在、900個~1,000個が売れている」と相原さん。県外からも、チケットの取り置きを希望する電話もあったという。「日本酒を飲むきっかけになれば」とリストバンド完売後も、同価格で対象の日本酒やフードを提供。「県内の酒でも、蔵によって味わいが異なるので飲み比べてほしい」とも。

 開催時間は15時~22時。参加料は1,000円。このうち500円は東日本大震災の義援金に充てる。問い合わせは「居酒屋いぶしぎん」(TEL 082-247-7271)の小牧さんまで。

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